更新周期を求める
自作演習 / 先に仕組みを読む
解説付きの例題
問題: 画面が120Hzで更新される。1回の更新周期をミリ秒で求めよ。さらに、この値だけから頭の動きと表示の間の合計遅延が分かるか答えよ。数値は講義の説明を用いた練習で、実機の測定ではない。
求めるもの: 更新1回分の時間Tと、合計遅延との違い。
使う式: T=1/f秒。1秒=1,000msなので、T=1,000/f ms。
途中式: 1秒を更新回数で割れば、1回分の間隔になる。
- 周波数f=120Hzを読む。1秒間に120回という意味。
- 1回の時間は1/120秒。
- 単位をミリ秒へ直す:(1/120)×1,000=8.333…ms。
- 小数第2位までなら約8.33ms。
最終答え: 更新周期は約8.33ms。これだけでは合計遅延は決まらない。
答案文: 更新周期は1,000/120≒8.33msである。頭部運動の計測や画像計算にも時間が掛かるため、更新周期を頭部運動から映像表示までの合計遅延と同一視できない。
確認する採点語: 1秒当たりの回数/逆数/秒からmsへの換算/周期と合計遅延の区別。実際の試験の採点基準ではない。
ヒント付きで解く
問題: 90Hzの更新周期をミリ秒で求めよ。
ヒント: 120を90へ置き換える。1/90は秒の値なので、ミリ秒へ直すときは1,000倍する。
答えと理由を確認する
解答と理由: T=1/90秒=(1/90)×1,000ms=11.111…ms。約11.11ms。120Hzの8.33msより長い周期になる。1秒間の回数が少ないほど、1回の間隔は長くなるからだ。
自力で解く
問題: 80Hzの更新周期をミリ秒で求め、90Hzの場合との大小関係を理由付きで述べよ。
答えと理由を確認する
解答と理由: T=1/80秒=1,000/80ms=12.5ms。90Hzの約11.11msより長い。80Hzでは1秒当たりの更新回数が少なく、1回の更新間隔が広がるためである。
つまずき
80/1,000を計算すると、更新周期の換算にならない。まず「1秒を何回で分けるか」を考えて1/80秒を作り、その後で単位を直そう。
根拠:第1回 PDF p29 出典の詳細
演習一覧へ戻る